ダラダラ仕事をする人が入って残業の多いクソ会社になった
元コンサルが入って残業のないクソ会社になったb.hatena.ne.jp
- [増田]
早く帰りたいタイプだから増田みたいのと一緒に働いてた時ずっと「頼むから仕事してくれ」って思ってた。
2017/02/17 17:18
言いたい事はブコメで言ってしまったんだけど、私は増田みたいのと一緒に働いていた時にずっと「頼むから仕事してくれよ」と思っていた。
残業、1時間以上の休憩、中抜け、ネット、SNS、雑談。
仕事をきちんとしてくれているなら全然いい。空いた時間は好きに過ごしてくれと思う。
デザイナーなど自由な方が生産性が上がる職種もあるだろうし、ある程度の自由に文句を言う人は少ないだろう。
以前働いていた会社で、自分のいるチームに新しい社員が入ってきた。
その人は、6時間で終わる仕事を、雑談や休憩をはさんで10時間かけてやっていた。
私がしていた仕事は自分一人で完結する仕事ではなく他の人の作業との兼ね合いもあったため、その残業に付き合わされることが何度もあった。
今までは定時できっちり帰っていた人も、彼に付き合うような形でダラダラと仕事をする人が増えた。
ダラダラ仕事をする人が入って、残業が多いクソ会社になった。
6時間の仕事を6時間で終わらせてくれれば、定時で帰りたい人は付き合わされずに済む。
会社に残りたい人は、仕事が終わってからゆっくりネットでも雑談でもすればいい。
増田は「定時に上がっても俺はすることがない」と書いていた。
「みんなで夜ご飯を食べに行って、その後ダラダラと1時間ほど喋るのが楽しかった。」とも書いている。
定時で家に帰るより、会社に残ってみんなで晩御飯を食べてる方が楽しい、そういう人間もいるだろう。
しかし、私のように定時で帰りたい人間もいる。
できるだけ早く仕事を終えて、出来るだけ早く家に帰りたい。
「ダラダラ仕事をしたい人」と「定時で帰りたい人」、両方のタイプがいると思う。
「ダラダラ仕事をしたい人」の自由も尊重すべきだが、「定時で帰りたい人」が付き合わされることはあってはならない、と私は思う。
私がそのタイプだから言っているのではなく、同じ成果を出すなら仕事の時間は短ければ短いほど、効率的だからだ。
ダラダラ仕事しないで、パパッと終わらせて、そのあとゆっくり遊べばいいじゃない。
そんな子供の宿題をやらせようとする母親みたいなセリフを頭に思い浮かべつつ、自分でもそれは無理だと、どこか諦めている。
ああ言うタイプの人は、それができないのだ。
合間合間に、他の人以上の雑談や休憩をはさみながらじゃないと仕事ができない、詩人みたいな人種なのだ。
スナフキンにルールを押しつけることはできない。
私にできるのは、スナフキンがいない谷を探すことくらいなのかもしれない。
追記
今日見たら、こんなエントリーがホッテントリに挙がっていた
残業したい側の意見。
これは就業時間中に遊んでいる訳ではないのでケースは違うが、残業する方にも理由があるんだよと言う意見はわかる。
定時後に効率が上がる人もいるだろう。そういう人にとっては「定時後に仕事をすることが最も効率的」だろう。
「定時で帰りたい人」、「定時後も仕事をしたい人」、どちらもそれが最も効率的な方法なのであれば、それで良いと思う。
この問題で私が一番重視しているのは「定時で帰りたい人」が「定時後も仕事をしたい人」に引っ張られてはいけないと言うことだ。
私のように数人でチームを組んでいる仕事の場合は、どうしても遅い人に速い人が付き合わされることになる。
仕事内容だけでなく、残業の強要、帰れない雰囲気、上司や同僚からの圧力、そう言う「自分の仕事が終わった人が付き合わされる」システムがないのであれば、文句は言わない。要するに、自分の仕事が終わったら帰りたい。ただそれだけなのだ。
各自の能力に合わせて、自分の仕事が終わるまで働いて、終わったら帰る。
そう言う体制が作れれば理想的だが、現実的には個人の能力や効率性をそこまで細かく把握できるケースは少なく、会社の場合は制度として明確な規定を持たねばならないためどうしても「残業はアリかナシか」の極端な議論になってしまいがちだ。
残業はマイナス方向の話だが、プラス方向で言えばもっと出来る人は本来定時前に帰ってもいいはずだ。
しかし、「自分の仕事が終わったら帰る」のは、現実的にはとても難しい。
ともあれ、悲観的な話ばかりではなく、こう言った議論が活発にされるのは良いことだ。
少なくとも世論的には「残業当たり前(もしくは深く考えてない)」から「長時間残業は良くないよね」くらいの意識にはなってきている気がする。
追記前の最後に私は「私にできるのは、スナフキンがいない谷を探すことくらいなのかもしれない。」と言ったが、いろんな谷が誕生していけば、自分に合った谷を見つけるのが今よりも楽になるはずだ。
色々な働き方が社会的に共通認識となっていけば、色々な働き方の会社が生まれ、自分の労働スタイルに合った会社が選べるようになる。
そのあたりが、当面の目標になるのかもしれない。